「離婚すると子どもに悪影響を与える」は果たして本当かな?
と思う今日この頃。
日本では現在、3組に1組が離婚すると言われていて、
「すでに離婚を経験している」もしくは
「離婚経験者が周りにいる」という方も多いのでは?
なので、離婚することに対して、
深刻に考える人は減っているものの、
「子どもに悪影響なんじゃないの?」と、
心配する声も多いです。
子どもにとっては、
親が別れたことによるショックのほか、
家庭環境、学校、友達関係が変わるのは、
大きなストレス。
避けられるなら避けたいもの。
一方で、
「離婚しない選択」に固執して、
子どもの目の前で夫婦喧嘩をしたり、
不穏な空気を醸し出しているとしたら、
それはそれで悪影響をもたらします。
私自身、行政で働いていたころ、
言い争いをしながら窓口に来る夫婦をたくさん見てきました。
それも小さな子どもを連れながら。
夫婦関係が完全に冷め切って、
どちらか一方が話し合いを拒否するなど、
どうしても修復できないなら、
夫婦仲の悪さを子どもに見せるよりも、
別々の人生を歩むことだって選択肢の一つ。
家族のカタチが多様化しています。
新しいパートナーを探すことで
自分にも子どもにもよりよい環境ができるのなら、
それもアリじゃない。
ただし、別れた相手のことを
悪くいうのは良くないですよね。
たとえ一時でも、好きになって、愛し合い、同じ時間を過ごした相手なのですから、
いいところもあったはず。
感謝の気持ちを持つことが
とっても大切。
子どもに、
「合わなくなったから別れたけど、とっても素敵な人だったよ。」
と心から言えることが理想ですね。
「夫婦はこういうもの」という
社会常識にとらわれず、
自分の価値観を大切にできる方が、
もっと増えることを願っています。