現在、TVやドラマで話題になっている卒婚。

社会での認知度も高まってきていて、「私も卒婚したい」と考えている方も多いのではないでしょうか?

そんな中、卒婚後に「恋愛」はしてもいいの?と、ふと疑問に思う方も多いようです。

そこで本記事では、

  • 卒婚後は恋愛してもいい?
  • 卒婚後、恋愛する前に大切なルール決め

この2つのテーマでお話します。

卒婚とは?

本コラムでも何度も取り上げていますが、改めて。

卒婚とは、婚姻関係を解消することなく、夫婦がお互いに自立して人生を楽しむ生き方のことです。

離婚のように「相手のことが嫌いで別れる」というよりは、

「家族としての愛や尊敬の気持ちがある」、その上で、「お互いに自分の人生を大切にしたい」という関係の夫婦にとって、適切な選択肢の1つです。

卒婚について詳しくはこちら

卒婚後の「恋愛」はしてもいい?

卒婚は、婚姻関係は続いているため、「恋愛してもよいかどうか?」は夫婦それぞれの価値観が色濃く反映されます。

では、実際に「卒婚後に恋愛してもよいのか?」について、

  • 倫理的な視点
  • 法的な視点

この2つの視点から見ていきましょう。

倫理的な視点

自分らしいパートナーシップの形は人それぞれ異なります。

夫婦間で合意があれば、まったく問題はありません。

お互いに恋愛関係を束縛するかどうかは、夫婦が決めることだから。

近年ではLGBT婚などのように、男性同士・女性同士の結婚も珍しいものではなくなってきました。

パートナーシップの形についても「1人がいい」という人もいれば、「複数がいい」と感じる人もいてよいのです。

法的な視点

婚姻関係が続いている以上、法的には「不貞行為」とされているので、トラブルになる可能性もゼロではありません。

夫婦間で合意していたとしても、どちらかが約束を失念することもあり得ますよね。

とはいえ、犯罪にはあたらないので、重苦しく考える必要はありません。

後々、言った・言わなかったのトラブルにならないよう「公正証書」に残しておくと安心です。

【まとめ】卒婚後の恋愛も、多様な価値観の1つ

卒婚後の恋愛は、夫婦での同意があれば、何一つ問題はありません。

多種多様な価値観が受け入れられるようになった現在、望むパートナーシップの形が人それぞれ異なるのも自然なこと。

人生100年時代、一人の人とだけ恋愛をするのは現実的ではないと感じる人も増えています。

ずっと豊かに幸せに生きるためにも、あなたが心から望むパートナーシップを実現してみてはいかがでしょうか?